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北広島をぐるりとナビゲート
小さな道の駅のような、峠のお茶屋。
平成の名水100選にも選ばれた、「よみがえりの水」が湧き出す泉のふもとにある、田んぼが広がる見晴らしの良い道を進むと、大きな屋根が目印のお店、へんぽこ茶屋が見えてきます。まるでドライブインや小さな道の駅のような雰囲気の大きな店内には、豚丼やうどんなどが食べられる食事処、とれたて野菜の直売、アイスクリームや唐揚げなどの軽食、お寿司やおはぎ、ポン菓子などの販売、雑貨コーナーなどが、ぎっしり賑やかに並びます。
農家だからこそできる、地産地消。
へんぽこ茶屋を経営しているのは、店の近くで米や野菜を作っている農家さん。お米やお餅はすべて、育てた米・もち米を井戸水を使って調理したもの。春にはよもぎを摘んで茹でて冷凍し、旬の香りをたっぷり楽しめるよう、1年分のよもぎ餅の準備をするなど、地産地消を意識した食事づくりをされているそうです。「賞味期限が短くなっても、添加物を入れず、安心できる素材で提供したいんです」と語ってくれたのは、店長の寺岡さん。木を活かした内装からも、優しい安心感が伝わってきます。
素材の良さを活かした、絶品豚丼。
キタビト編集部が今回いただいたのは、北広島で育ったブランド肉「芸北高原豚」を使った豚丼とうどん。遠赤外線で香ばしく炙った霜降り肉と甘辛のタレ、シャキシャキしたキャベツととろける温玉を、ふっくらした甘さのお米が優しく受け止めてくれる絶品でした。毎朝つくる自家製のだしを使ったうどんには、お餅を追加。ほんのり色がつくまで焼いてもらったお餅に出し汁を吸わせると、もっちりしたうどんとは違った、きめ細かで滑らかな味わいを楽しめました。
様々なコーナーで、十人十色の楽しみ方を。
生のよもぎを使った餡餅も注文してみました。鮮やかな深い緑色の焼き立てお餅を口に入れると、熱々のあんこに負けない、力強いよもぎの香りが広がります。ジューシーな醤油ニンニク味の唐揚げや、濃厚なソフトクリームも人気があるそう。天気の良い日には、テラス席で外を眺めながら食べるのも開放感があって気持ち良さそうです。雑貨コーナーでは、野菜や花の種や苗、地域の特産品などを買うことも可能。いろんな楽しみ方ができるへんぽこ茶屋へ、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
食事・テイクアウト・買い物
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豚丼(並)
750円
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うどん
480円
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名前
へんぽこ茶屋
へんぽこちゃや -
TEL
0826-72-0818
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住所
〒731-1526 広島県山県郡北広島町本地4292
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駐車場
あり
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営業時間
10:00〜16:00
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定休日
火曜日
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WEBサイト
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