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納屋を改装して、みんなで作ったレストラン
おとふじさんは土・日・月曜日のみオープンしているレストラン。豊平の長笹エリアにあります。通りがかりだと見逃すような民家の横に、のれんがでている場所がおとふじさんです。2021年10月にオープンしたばかりのお店は、元々はボロボロの納屋だったそうですが、今はモダンな雰囲気に改装されています。店主の大門さんは以前は芸北や大朝に住んでいたそうですが、この家に出会って豊平に移住されたそう。「この素敵な納屋で何かできたらいいだろうな」そんな思いから、仲間たちと共に壁を壊して、新しく床を作ってと、1年位かけてコツコツ改装。正に、「みんなで作ったお店です」と大門さんは言います。
地域の人がくつろげる場所を作りたい
大門さんはこの地に住んで約2年。近所の方とも仲が良く、以前住んでいた同じ北広島にも友人が多いそう。実際お店をオープンされたものの、宣伝はしておらず、やっているのはFacebookのみ。にもかかわらず、知っている人が知り合いを連れてきてくれる循環で、営業日は予約で埋まることも多いとか。実際来てくれるのは地域の方や町内の方が多いそうで、地元の人がゆっくりできる場所を作りたいという、大門さんの願いが実っています。
地元の人のリクエストに応えたお肉メニュー
おとふじさんの看板メニューは「ローストビーフ丼」と「芸北高原豚の味噌漬け焼き」。現在は新しく味噌に漬けた豚がまだなじんでないのでもう少し待ってメニュー再開だそう。元々はステーキを考えられていたから、おはしで食べるということが分かるようにと店名をつけたようです。肉の仕入れ値が思ったより高かったので、ステーキは定番ではなくイベント的にされています。
お肉メインなのは、地元の人は普段は家で野菜を作って食べているので外に行くときはお肉が食べたいというリクエストがあるから。ちなみに編集部が伺った12月は、お店の前にある大きな木の看板に「なべ焼きうどん」と書いてありました。「近所の人が冬にうどんを食べたいって言うから今はなべ焼きうどんをやっています」と大門さんは笑います。
手作りが嬉しい、温かいお店
食事はもちろん、すべて自家製。食材はほとんが無添加のものを使用。店内の小物も手作り、お店の暖簾は地元の藍染めサークルの方にお願いして染めてもらったという、手作りに溢れているお店です。
2階に上がると、のどかな風景を楽しみながらお食事することもできます。この2階には「おとふじ文庫」と名付けられた本棚があり、読まなくなった本を持ってきたら、置いてある本を持って帰ることができます。
1階には小上がりもあるので、小さなお子様連れも大丈夫とのこと。来店は満席のこともあるので、予約がおすすめです。地元の方に愛されるお店、ぜひ予約して行かれてみてはいかがでしょうか。
ランチ・カフェ
予約おすすめ
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名前
おとふじ
おとふじ ~おはしで食べるレストラン~ -
TEL
080-5330-8721
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住所
〒731-1713 広島県山県郡北広島町長笹1467
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駐車場
近隣
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定休日
火・水・木・金曜日 ※冬季は1月~3月中旬まで休業
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